バス釣りジンクス①

・バス釣りをする上で

よく聞くのがアングラージンクスだ。
アングラーからすると、こういう日はデカバスをハントしやすいといった状況があったりする。各々の条件は違うものの話を聞いていると、納得させられる内容があったりするので大変興味深い。人によっては、温度・天候などが語られる事が大変多いがこのアングラージンクスを語る上で私の中で欠かせない一つの要素がある。
その条件の一つであるについて語ってみようと思う。

・幸運を招くブルーハミングバード


ご存知の方もいるだろうが、カワセミである。
この鳥を見かけたとき、大体釣果が頗る良いことが多い。
このカワセミ自体綺麗な川や池にしか生息しておらず、なかなか垣間見ることが出来ない貴重な鳥の一種である。
よく行く野池でこの青い鳥を見かけるならば、その野池はクリアウォーターであることが多い。そして小魚、つまりベイトフィッシュが多くこの鳥の主食が豊富だということなのでその池は当たりという場合が多く感じる。よく一本枯れた木の上で気品溢れるその姿をお見せになっており、その姿はまるで天上人のようだ。

カワセミは警戒心が強く人の気配がすると生い茂る木岐の中に逃げるので中々見る事が出来ないが、もし見れたならその日は基本的にアタリの日という事が多い。
ヨンマル、ランカーを釣った時、爆釣したときは大概現地にてこの鳥を見かけた事が多く、個人的には幸運を招き鳥としてブルーハミングバードと呼んでいる。
警戒心の強さからアングラーが多い日はこの鳥自体が見えない。私の経験上、池が叩かれているので人的プレッシャーを回避した釣りを展開したりすることが多いように感じる。
幸運のブルーハミングバードを見かけたら、是非自分の得意とする釣りでビックバスを狙って欲しい(ハミング、つまり鳴き声は一度も聞いた事がないが・・・)。

・少しめんどくさい、サギさん

有名所なのでもう言う必要もなさそうだが、シャローにいる小魚をエサとするサギである。このサギ自体ベイトフィッシュがいそうなシャローエリアに陣取りエサを取るのが得意なタイプで大体50cmのエリアを縄張りとする中型の鳥である。ベイトフィッシュがシャローからちょっとしたブレイクや倒木などのストラクチャーに逃げ込んでいる事が多く、そこを狙いに行けば必然とバスが釣れる
基本的にコイツがシャローにいる場合、どうやら逃げ込んだ先にはバスが待ち構えており、前門のサギ・後門のバス状態で小魚からすると絶対絶命の状態みたいだ。この鳥がやる気があるときは水の中に足を付けているので必然的にシャローエリアは捨てるべきだと思う。プレッシャーが高く、警戒心マックスのバスを相手に釣りをするのは得策じゃないので・・・
逆にブレイク・障害物などベイトフィッシュが身を隠すのにベストな場所で釣りをやった方が効率が良い。なのでエリア絞りの際はこの鳥が有効となる。

・黒き悪魔の化身、川鵜

ご存知、川鵜である。この鳥がエリアにいた場合、特に水深が浅めの野池で釣りをするときはほぼ釣れない。大体狩りで潜水時間30秒くらい余裕で潜るので、池全体の警戒心がマックスとなり、この鳥がいたエリアは全く釣れない。見た瞬間、向こうから挨拶のような「グワー」という短い声を発生するので嫌でも分かる。大体5〜6月に飛来し、大量に魚を食ってからまたどこかに旅立つ。
川鵜がいた場合、その場所は離れるべき。
プレッシャーが高すぎて池全体がシビアになっていることから釣りづらい。
このことから川鵜がいるならば池を変更、もしくは川鵜の影響が受けにくい場所まで距離を取る必要があるので是非とも場所変更した方が釣果を得やすい。
個人的には川鵜を見たらその日は諦める。
避けるは恥だが役に立つといったところだ。

・鳥の観点から語ったが

釣りというのは自然相手であるため、中々自分の思うようにいかない。
しかし、それが面白い。
自然相手の戦いが思うように行かない時、視野をちょっと広げてみると
以外に見えてくるものがあったりする。
まずは自分の中で色々と考えて視点を広く見れば釣果が上がる可能性を秘めているので
是非ともノートなどにまとめていってみてはどうだろうか。

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