今更ながらタトゥーラ103-TW インプレ

・巻物と言えば

他のアングラーはどのギアを使っているであろうか。アングラーの差はあれ、現在のリールはハイギアが主流となっている。現在の流行りはハイギアによるプラグ高速巻きでバイトさせることが多いと思うが、実はこのハイギアが苦手だったりする。昔から5.5ギア比を使用してきたためか、巻物についてはローギアでないと巻きづらい。一度ハイギアリールで試してみたが同じレンジをハイギアで引こうと思うと、ゆっくり巻かなければならないのでどうしてもレンジ調整が出来ない事が多かった。最近では時代に取り残されたシーラカンスのような化石アングラーだと自分で思う(ただし、ジャークベイト・打ち物はSLC-IB7を使ってます)。そんな化石アングラーが使用しているリールのひとつがDAIWA・タトゥーラ103-TW

・このリールは

今となってはタトゥーラSVTWの登場によって完全に日陰となったリールではあるが、性能自体は申し分無い。
なによりこのノーマル・タトゥーラは重量が220gとタトゥーラsvtwと比べて20g重い。しかしながら、巻物をやる上で一番大事なのは精密なキャストだと個人的に思っており、その精密なキャストを行う上で重要となってくるのはタックルのバランスだったりする。軽すぎず、重すぎずという絶妙な重量がこのノーマル・タトゥーラをチョイスする上での決め手だった。最近ではリール自体軽量傾向が良しとされているが、個人的にはそうは思わない。確かに軽量リールは腕が疲れにくいなどの優位性はあるものの軽すぎるとロッドとのタックルバランスが崩れキャスト精度が落ちる事が多い。キャスト精度が落ちてしまうと、バスのバイトは半減するのでこれが地味に痛い。バス釣りの肝はキャストであり、これが出来ないと出会えるバスも出会えない。なのでサンデーアングラーは取れないバスが多くなるとバス釣りに飽きてしまう可能性も出てくるので早めに巻物タックルを固めるべきだと思う。

・タックル設定

タックルに関しては、
①ロッドはグラスコンポジットのMLロッド
②ラインはフロロリミテッド14lb100m
で使用。この設定で15g前後の巻物に使用している。グラスコンポジットなのでクランク前提かと思われるかもしれないが、意外にスピナーベイトでも使用が可能。グラスコンポジット特有の感度を使用してバイトは合ったが乗らなかったバスはスピニングなどに持ちかえてワームでフォローすれば釣果は自ずと出る。ロッド・ラインを変更さえすれば、個人的には20gまで巻物ルアーをキャスト可能であり、日本ならばどのフィールドでも活躍しやすいタックルのひとつとなるのではないだろうか。
また、タトゥーラを使用し始めてから4年目に突入したが、巻けど巻けどギアのゴリゴリもなく特に故障も無く使用している。ネットの情報によれば、個体差もあるようだが今のところ何の違和感も無い。オーバーフォールもせずにここまで使えているのは驚きだ。サンデーアングラーとは言え、巻物専用で使っているため使用頻度高めにも関わらず故障がないのもオススメできるポイントだと思う。2019年には新型タトゥーラが発表されたことから旧型は値段が下落気味である。もし興味がある人がいればAmazonのカートの中に入れておき値段を下がるのを待ってみてはどうだろうか。

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