インプレ

放射温度計　釣り場でまずチェック

・釣り場での簡易な水温測定に

釣り上達への第一歩は環境の変化に逐一対応する事だと思う。天気だったり、気温だったり色々な環境要素があるが、一番大事なのは水温だったりする。基本的にバスは水温が8℃を超えると、活発に動き始めることから水温を測る事から始めたい。安価で簡易に水温測定したいならば　エーアンドデイ 放射温度計　を是非ともオススメしたい。

・水温計は

必需品なのだが、如何せん釣り場に持って行ってるアングラーは少なかったりする。このタイプの水温計については水面に向けスイッチを押して、すぐに表面水温が判るのでバスがいる層を自分なりに想定するのに便利。水に濡れることのない使用方法ならこの商品で問題ない。ストラップが標準で付属されており、クリップに付けておけばなくす事なく使用可能。表示温度はまずまず正確だと思う。海釣りアングラーでも海水温を測定した胃ならば、水面に近づけてボタンを押すだけで大まかな水温を測る事が出来る代物。但し、海釣りの場合、潮があるので防水型のタイプを購入すべきかと。防水の方が1000円ほど高価になっているが、海で使うなら防水は必須と思われる。
逆に淡水の場合には、水面に近づけて水温を測るだけで良いので、防水タイプは不要に思える（琵琶湖のような波が出てる場合を除く）。防水タイプの方がデザインがカッコイイので、資金に余裕がある方は防水タイプを購入した方が様になるので、そこはアングラーの懐次第。個人的には防水・非防水共に小型で簡単に水温測定出来るので、購入したならばお風呂の温度とかを試しで測定してみて欲しい。
水温測定は大まかに言って0.5秒で測定でき非常に便利である。

説明書に色々書いてあるが、近接して測ると精度はそこそこ（最小0.2℃刻み）。問題になるレベルではないようだ。また、強い陽射しを受けているものもうまく測れない。陽射しを計測してしまうことになるため、手で囲い測定する必要がある。購入する方は少なくともこの注意点を守って欲しい。この原理的特性や視野問題を考慮せずに性能を不満に思う人が多いようだが、説明書通りに測定を行えば問題がないのでじっくり説明書を読んで頂きたい。この装置は小さいので、ポケットに入れておく事が可能で、使い勝手がいいのが一番の売りと思われる。他の放射温度計にはハンドガンタイプのものがあるが、本格的な放射温度計ではなく、アバウトな温度が分かればOKな方には最適なモデルと言える。

・使用方法 

①水面から大体１０ｃｍ〜１５ｃｍ離す
②SCANボタンを押す
③画面に温度が表示される

遠くから狭い範囲を測定したいのであれば別のレーザーポインタ付きの視野の狭い機種を選ぶ必要がある。このモデルはレーザーポインタ付きの放射温度計ではないので近接して使うことをしないと精度が出ない点は注意（説明書に書いてある）。
また、誤差が１℃くらいあり大まかに低く表示されるようなのでそこはご愛嬌と言ったところ。

・欠点

このモデルは防水ではない。あと１.０００円くらい足すと防水型が購入出来るので資金に余裕がある方はそちらを購入すべきかと。水に濡らさない自信がある方はこちらのモデルをどうぞ。

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