イモグラブ その威力

・バス釣り始めたての登竜門

各社ワームは色々と出ているが、クラシック・アングラーが最初に使ったワームと言えばイモグラブが大半だろう。以外に釣れるにも関わらず、最近では使われる事は少なくなった。未だにその威力は健在であり、釣り方も色々あるので一度書いておこうかと。


・イモグラブは

原則としてノーシンカーでフォールさせる。もし、そこでバイトが無ければ底で転がし放置・転がして放置で釣れる。ノーシンカーで引き寄せて底でバイトさせることが多いように感じる。なぜ釣れるのかと言えばあまり良く分からないが、昔からあるクラシック系ワームで未だに釣具屋にあることから信頼性は非常に高い。
これは前回の桜池の釣行の際に1号が釣ったバスなのだが、このバスはハンドエレキを回した際にプロベラが起こす水流によりイモグラブが底から巻き上げられ、巻き上げられた際にバスが5匹ぐらい底から這い出てきたところをキャストしたら釣れたもの。イモグラブが底から一気に押し上げられただけでバスのスイッチが入るくらい魅力があるのだろう。正直人間からすれば、見た目はカブトムシの幼虫のような出で立ちなので釣れるのかどうか訝しげになってしまうのだが、その性能はグラブより高かったりする。スレ気味のバスにはフォールやステイ、スローなズル引きなど、あまり動かさないほうが良い。ズル引き・放置を繰り返せばこういうバスに出会えたりする。




イモグラブ40・フックサイズ1/0、ちょっと大きめを狙う場合又はプラグのような動きを付けたいときはイモグラブ60・フックサイズ3/0を使用すべきかと。イモグラブ40でも空気抵抗の関係からそこそこの飛距離を伸ばす事ができ、イモグラブ60なら飛距離の心配はほぼ無い。またキャスティング練習の際、スキッピングにちょうど良い。またカバー狙いならばラバージグより下に落ちていってくれるイメージがあったりする。まあ、自分にとってはコレを使えば坊主はないというお守り的なワームであるかな。

・使い方

①フォール後、放置・ズル引き(スレている野池ほど)
②カバー打ち
③キャスト後、早めのリーリングでロッドをこ刻みシェイクし、水面を跳ねさす(ドッグ
 ウォーク気味に)
①②を基本に、暇があれば③をやってみたら反応が良かったりする。特にトップが熱い時にコレをやればバスのスイッチが入り猛烈なバイトが見れたりするので、一度試して欲しい。


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