ロングA 13A アメリカンジャークベイトの実力

・アメリカンジャークベイトの実力




アメリカのボマー社ロングaシリーズの中でも弟分的な存在。野池サイズのミノーであり攻撃的なジャークベイトのひとつである。特にベントミノー86よりバスのスイッチを入れやすいという利点があり、昼間に使うと必ず一匹は釣れるという安心感があり個人的にはxrapと併用しながらパターンを考えることが多い。個人的には夏・秋の使用が多く、野池に行く場合には必ず持参する優れものプラグである。バスを引き寄せるであろうウォブリングについては他のミノーより群を抜いていると思う。切れのあるダート力はラトリングログを超えており、高活性時にはこのミノーを軸にプランを組み立てる事が多い。またアメリカンジャークベイトの中でも浮遊力が高く、水面50cm以下は潜らない。トップ下をトレースすることに優れているミノーのひとつだ。


使い方について

・原則(ジャークベイト使用)
ジャーク3回からの待ち、これの繰り返しが基本。あまり反応がない場合については、ジャーク2回からのトゥイッチを併用する。ロッドを下に下げてジャークをした瞬間にウォブリングを行い、腹が横になる。コレを何度も繰り返して行く。この横部分と腹サイドの明暗によってバスの闘争心を感化させ口を使わせるといった代物だ。


・例外(クランキング使用)
ゴロタなどの浅瀬エリアではそのままただ巻き→クランキング使用でも使える。浮遊力についてはクランク並なので、そのまま障害物に当てて巻くのをやめるとご自慢の浮遊力で浮いてくるためストラクチャーに潜むバスがバイトしてくることも多い。レンジについてはSRといったところだ。


高活性時やエサが豊富な時期、自分の縄張りを意識している時、真っ昼間でバスのやる気がないときに、ハイスピードなアクションでアピールし、ついつい追いかけてしまう…といった状況をつくることが肝である。個人的には夏にイイ思いをした記憶が多い。他のプラグを使いたいためショートロッド+ライン10lbのタックルでやっているが、ジャークベイト本来の性能を発揮したいのならショートロッド+ライン20lbのタックルがベストである。

・ロングA13Aの欠点

・食性以外のバスの本能に働き掛けるため、ノリにくい
・アピール力が強いため、スレやすい

上記の弱点があるため使い手を選ぶプラグではある。

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