・隠れた名作ルアー
と言われれば、結構あるかもしれない。自分の中で思い出深いものは何個もあり紹介していっているつもりなのだが、プラグは合う合わないが非常に大きいと思っているので使えると思ったものだけを使うべきでないかなぁと考えている。最近では見かける事が少なくなったプラグのひとつである思い出深いセイラミノー70Fについて書いていこうと思う。もしかしたら廃盤になっているかもしれないので、早めに購入推奨。
・セイラミノーという衝撃
初めてセイラミノーを見た時、衝撃が走った。というのも波動0のルアーというコンセプト自体が個人的にはそれでバスが寄せられるのかという疑問があったからだ。釣具屋に走り即バイトし試してみたが、スレた野池でもバスが即バイトするという驚きとコンセプトにあるバスの本能を強烈に叩き出す圧倒的釣果を叩き出した。それからは、セイラミノー70Sをタックルに忍ばせて釣れなかったときの保険となった。
・同型70Sに埋もれてしまった70F
しかしながら、このセイラミノー70Sの面白くない所があってただ巻きでしかアクションできない点だった。このため、セイラミノー70Fを試してみることにしたのだが、これがまた優れたプラグであった。バスの闘争心に働きかけクチを使わせる素晴らしいプラグだとなっており、セイラミノー70Sと比べて70Fは只巻きよりアクションに比重を置いておるので、アクション主体のプラグなのでこちらから仕掛けやすい特徴を持っている。手法自体トゥイッチなどの基本的な使い方でも釣れるが、それ以上に水面下にいる見えバスを釣る手法が合ったりする。特筆すべき点として、野池・リザーバー問わず様々なフィールドで使えることだと思う。
こちらは、合川ダムにて春先に釣ったバスである。なかなかシビアな中、白魚を求めてインレットに入ってきたバスをトゥイッチで仕留めたコンディションのいいバスである。なのでリザーバーでも使えたということが個人的には自身に繋がったのは言うまでもない。
・使い方
②トゥイッチ
③スライド釣法
①についてはセイラミノー70Sを同じ。②については通常のミノーと同じくトゥイッチによるチェイスを狙う方法。③が独特の方法である。見えバスなら一撃だと思う。バスを目視でポジションを確認しキャスト後、ラインを出しダルダルの状態にする。そしてラインを風で流しダルダルの状態のまま待つ。バスの所までセイラミノー70を流したら、一気にジャークを行う。このジャークを行った場合、水がセイラミノー70Fのエラの部分から後方に水を流しプラグがスライドする。ラインに沿ってセイラミノー70Fがあたかも瞬時に逃げるように動くので、これがバスのトリガーをスイッチさせ食らいつくという手法である。セイラミノー70Fには背中にFと書いてるのでちゃんと確認する必要あり。ラインについては6lb推奨。結構簡単に釣れるので坊主は嫌な方は一度は試した欲しい。
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