想流シャッド58 良型バスがタダ巻きバイト

・想流シャッド52は

キーパー・サンマルクラスのバイトが多く、とりあえずこのタックルを持って行っておけば何とか釣れるであろうプラグ。想流シャッド52モデルはスピニングタックルに4lbフロロラインを巻いてタダ巻きすることでバスの数釣りを可能とする初心者モデルであった。ただし、サイズを狙いづらいという弱点があるのでサイズを上げるならば、シャッドサイズを上げる必要がある。そんな時は 想流シャッド58 にサイズを上げよう。


・シャッドシリーズ

シャッドのタイプは基本的に3種類に区分され
  1. タダ巻き
  2. ミノーのサイズダウン
  3. 弱クランク

となっている。使用頻度が高いのは①と②であり、③はアングラーの使用タックルによってはクランクベイトで対応可能であるため不要かもしれない。ただ、③の代表格である CCプレデター については低活性時のゴロタ石エリアでの平打ちアクションが効果的であるため、ゴロタ石が広がるフィールドがメインのアングラーについてはタックルに忍ばせておけばいい思いをするかも。

話を戻して想流シャッド58は、オールシーズン対応のシャッドプラグであり、オリジナルモデルにしてバランス設計が完璧であることからタダ巻き・高速巻きといったスイミングアクションを可能としている。ソウルシャッドシリーズの十八番とも呼べる高速リトリーブでの安定感が他社にはない強み。普通のシャッドで高速巻きを行うと水面に飛び出すものが多い中、安定したアクションを行ってくれるので高速巻きで同じポイントにキャストし何度も通すと良型バスがいきなり反転バイトする瞬間を目の当たりにしたことも。また、マグネット式重心移動により安定した飛距離、飛距離として20m弱飛んでくれることから必要十分な距離を稼いでくれる

・シャッド用タックルについて

高速巻きを行う場合、タックルセッティングが大変重要。タックルの中でもロッドが最も重要となり、市場に多く流通しているファーストテーパー系のロッドの場合、高速巻きのバイトがあったとしても身切れが多く悔しい思いをしたことも。なので個人的にはレギュラーテーパー、もっと言えばグラスコンポジット系のロッドが高速巻きにはベスト。バスがバイトした際、そのまま巻き合わせを行うのでグラスコンポジットならではティップからバットまで入るブランクスがバスに違和感を与えず、そのままフックがクチに食い込んでくれることからオートマティックにバスにフックを絡めることが可能。なので、結構専用タックル系の方が美味しい思いはしやすいように思う。晩秋から春先までは下記のタックルで釣りに望むことが多い


・レギュラーテーパーのベイトロッド6フィートML〜
 →クランキンスティック 60ML 使用

・アルファスSV

・フロロ8lb

リールはベイトフィネス系さえあれば代用可能では?日本製ロッドを選択する場合、シマノ 17 エクスプライド 163ML-G がベストかと思われる。

・使用方法

①高速巻き
②高速巻きのストップアンドゴー
③やや早巻き

①について、基本的にハイシーズンなら高速巻きで十分対応可能。通したい場所より遠くにキャストしロッドを斜め下に下げて高速巻きで1回通す。高速巻きでバイトしないなら、高速巻きのストップ&ゴー。それでもバイトがない場合には②高速巻きのストップアンドゴー。それでも釣れない場合には、3回目のやや早巻き。

手順としては
高速巻き
②高速巻きののストップ&ゴー
③やや早巻き 
の順に巻くことによりいずれかのタイミングでバスのバイトトリガーを触発することになり、追いかけてきたバスが狂ったようにバイトする瞬間を見せられたことからこの順序で巻いている。

※晩秋のちょっとしたパターン

天気:前日まで晴れが続いた後の曇り
水温:15度前後
上記の条件の時に、バスがエサを食べに来そうなポジションの奥に想流シャッド58をキャストし、巻いてそのポジションに放置。たまにロッドのみを動かし10cm程リッピングで確認。これを何度も繰り返す。秋爆が発生している場合には、ポジションにシャッドを放置しているだけでバスが簡単にバイトしている。冬の前に荒食いしているバスには動かさない方が良かったりする。
原理はよく分からないが、ワームが全くダメな時でも放置しているだけで自分のお気に入りのポジションに違和感を感じるのか、バスはシャッドを確認するためにクチを使っているようなバイトがあったり・・・。そして、そんなバスに限って良型だったりするので、釣れない時は一度放置するのもありだと最近では思うようになった。

・欠点

結構いい値段がする。また、釣りすぎるとアイが曲がって真っ直ぐ泳がなくなるのでアイチューナーは必須。シャッドを試したことがない方は、巻くだけで釣れるこのシャッドから入ってみてはどうだろうか。
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