ホーネットスティンガープラス HSPS-664L バックアップ4ピースロッド

・アブガルシア4ピースロッド

前回紹介したホーネットスティンガープラス HSPS-642L は2ピースのライトロッドだった。現状、出張族が出張先で釣りを楽しもうとするときに2ピースロッドを持参するには、持ち運びに苦労してしまう。最近では、出先で釣りを楽しみたい方も多いだろう。そんな時、持ち運びが2ピースロッドの場合どうしても長さがあり旅行バックに積むことも出来ずに困ってしまう場合が多い。出張先で釣りを堪能したいなら今流行りの4ピースロッド持参していきたい。ワーム仕様のスピニングスタイルで釣りを楽しみたい方にオススメしたいのが HSPS-664L MGS  である。


・HSPS-664Lバックアップロッドは


ナノカーボン素材を採用したブランクス設計に、マイクロガイドシステムを搭載した高感度モデルで設計されており、基本的に1本で何でもできるオールラウンドモデルとなっている。ワーム系の釣りだけでなくライトからミディアムプラグの巻き物系まで幅広く使用できると書いてあるが、あまりプラグ類は使っていない。プラグ類はどうしてもレギュラーテーパーを使いたいアングラーであるため、使用するリグとしてはダウンショット、ライトジグヘッド、スプリットショット、ノーシンカーなどのライトリグ全般でタックルを組んでいる。比較的頑丈なケースに入っており、持ち運びにはもってこいな仕様。
ケースの大きさは64cmくらいであり肩に掛けて釣り場に持ち運ぶことが可能。電車で釣り場に行く際も気兼ねなく肩に掛けて移動できるため、重宝している。また、2ピースと違い折りたたむことが出来るため、車移動の際でもロッドホルダー不足に苛まれることがない。友人と釣りに行く際にはロッドホルダーの収納スペース不足が切実な問題となってくる。ホーネットスティンガープラス HSPS-664Lの場合には、タックルボックスと同様トランク収納が可能な点が他の2ピースロッドや1ピースロッドに比べて優れている点である。
タックル構成としてはストラディックC2000HGS4ポンドフロロを組み合わせ、ダウンショットリグ中心に使用している。
15センチクラスからヨンマルクラスのバスなら余裕でファイトできる構造であり、稚魚バスレベルでもしっかりとアタリが取れる代物。バックアップロッドの問題点である4本継ぎの重さ、鈍さ、軋みなどでデメリットを感じることもなく1ピースロッドに遜色ない性能だと思う。
性能としてはワーミングとスモラバ向きなので、2g前後のシンカーに3.8インチフリックシェイクを付けることが多い。また、4インチグラブなどのミドルレンジを攻める際にも重宝している。自分がスピニングでやりたい釣りのほとんどをカバーしていることから、ワーミング系の釣りで攻めるシュチュエーションがある場所は大体このタックルで攻めることが多い。ちょいちょいキャストやフッキング時にバットが入る瞬間スローな感じもあるが、使用感に慣れれば必要十分なパワーがあり、全然問題なかった。バットの構造上軽量ルアーのキャストを想定していることから、6g前後のタックルがベストであるように思う。このロッドが想定しているところは、ノーシンカー・ジグヘッドリグ・ネコリグ・ダウンショット・5g前後の小型のハードベイトなのだろう。

・タックル構成

タックルは
ストラディックC2000HGS
・フロロ4lb
でタックルを組んでいる。

上記構成で2g前後のシンカーに3.8インチフリックシェイクを付けて、ゆっくりバスを誘うか、4インチグラブスイングインパクト2.5にアジング用のジグヘットをつけてのミドルレンジを攻める際に使用。完全なるワーミングロッドである。

・欠点

ガイドか小さいのでラインを通しづらい。また、マイクロガイドシステムにより飛距離はあまり飛ばない。ホーネットスティンガーシリーズは、ガイドはマイクロガイドでなくても良いのではないかと常々思う。持ち運びを手軽にしたい方はぜひ購入してみて欲しい。

0 件のコメント :

コメントを投稿