ホーネットスティンガープラス6104ML-PS  守備範囲が広いモバイルロッド

・モバイルスピニングMLロッド

アブガルシア 製のモバイルロッドは多々あり、結構購入の際、番手悩みどころ。前回はHSPS-664L MGS  に関してインプレを行なったが、オーソドックスなライトリグ専用機であり、オールマイティかと言えば微妙なところ。もうちょい守備範囲を広げたいならばホーネットスティンガープラス6104ML-PS がオススメ。


・モバイルロッドのML使用

モバイル4ピースロッドロッドの仕様は張りが強めでフィーリング自体シマノ・ロッドを使用しているアングラーなら合うと思われる。結構シャッキリと言えばいいのか分からないが、シマノ製ロッドに近い仕様。セミハードケースが付いており、安い時は1万円を切るので、ロッドスタンドが家にないアングラーでも簡単に置き場所を見つけられるのが特徴。

繊細なライトフィネス系の使用を前提としているが、カバー撃ちから遠投まで守備範囲は広く、バスとのタフなファイトに対応できる「強度」と「感度」を備えたパワースピニングロッドに仕上がっている。
ダンショットリグの感度は良く、MLロッドにしては割と簡単にアタリを取れて、バスのショートバイトを逃さないような設計。下は桜池でのダウンショットリグでのあたりだが、2インチサイズのワームのアタリを見分けられる感度を持つロッドである。
ハード系ならばちょっとしたI字系、セイラミノー70 を水面直下を泳がしてバスがバイトした場合においても、ドラグを上手いこと設定さえしておけばバスに主導権を与えずにロッド・ティップが理想的な曲がり方をしながらファイトしてくれるので、フックアウトせずキャッチすることが可能な点も特筆すべき特徴。

6.10ft/208cmのロングロッドは、野池においても遠投しやすく、リールとの設定次第では人が届かないラインも簡単に届くことが可能であり、ホーネットストリンガープラスのスピニングモデルの中でも、遠方でのフッキングや、カバーから引きはがすバットパワーを持つモデルなので、どちらかと言えば野池やシェードが生茂るフィールドでの活躍が期待させるロッドに仕上がっている。
正直、このロッドさえあればスピニングタックル仕様の

・ダウンショットリグ(シンカー1.8g〜)
・I字系(セイラミノー等)
・スモラバ パワーフィネス
・PEラインを使用したチビアダー

と言ったスピニングでしか使えないリグであっても、守備範囲が広いことから普段ベイトタックルメインの人間からするとスピニングタックルはこのロッドとストラディックC2000HGで事足りる

・タックルセッティング

①4lbのフロロラインを巻いた場合
・ダウンショットリグ(シンカー1.8g〜)
・I字系(セイラミノー等)
・スモラバ パワーフィネス

②PEラインを巻いた場合
・トップ全般(5g以下)
・チビアダー

チビアダーの場合、PEラインを巻いてピュンピュンと飛ばすことで水面下をジャークさせバスのリアクションバイトさせる。
高活性+水面を意識 という狭い条件付きだが、条件さえ合致すればバスが狂ったようなバイトをしてくるので引きを楽しめる点でオススメしたい。

・欠点

PEライン設定の場合、マイクロガイドシステムのせいで飛距離が通常のPEライン設定に比べて落ちてしまうのが難点。ただし、PEラインを使わなければ特に問題がないのでパワーフィネス系のセッティングをしたい方には ホーネットスティンガープラス6104ML-PS  をオススメしたい。
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