初秋のバス釣りと戦略

・秋のバス釣りとその戦略


とうとう9月に入り、地域によっては祭りの季節がやってきました。夏に比べバス釣りにも変化が出てくるこの季節。個人的には秋の釣りは苦手だったりする。パターンが存在せず、日によって戦略自体が変わってくるのでその日のバスの反応を見ながらプラグを変更して行く必要となってくるからだ。このため、秋の釣りに強くなると釣りが上手くなる、個人的な秋のバス釣りの戦略として場所・レンジ・スピードの3つの観点から書こうと思う。

・場所について

秋に入り水温が20℃前後のフォールシーズンになるとバスはディープストラクチャーから離れシャローウォーターのシャローフラットクリーク(支流)に移動し始めるが、これはベイトフィッシュもシャローフラットに集まり、それを捕食しようとバスも集まるためである。基本的に9月初め辺りから1月の間、バスは群れでスクールを行うことが多く、このスクールポイントを特定できれば秋爆を味わう事が出来る
秋が深まり水温が低下していくとゆっくりと水深があるところへと移動していくのだが、この時期のバスはベイトフィッシュに付いて行動していることから先週よかったポイントも今週は釣れないということがあり、一釣行ごとに前回のパターンを捨ててプランを組み立てないと坊主を食らう事に・・・


・レンジについて

バス自体は冬に備えて捕食が活発になるので、ワームによるアプローチよりプラグによるアプローチの方が効率がイイ。効率はイイのだが、レンジを少しでも間違えると食い損ねることになるため、レンジコントロールはシビアになる必要がある。個人的には野池でアプローチする場合にはトップからトップ下50cmのミノー1本、トップ下50cmから1mまでのミノーを1本必ず用意している。この二つを使い、レンジが上の場合にはペンシルベイト、レンジがこれより下ならばシャッドで組み立てる事が多い。少しでもミノーの食いつきが悪くレンジが違うと感じた場合については板オモリを張りレンジコントロールを行うことにしている。よく使うプラグについては
・DZONEフライ

・ベントミノー76

・ベントミノー86

・ビースイムトリガー

・ワンテンjr

・ハイカット

をメインにしている。

・スピードについて

春と夏という2シーズンが過ぎ、バス自体色々なルアーを見てきているので余りにスピードが遅すぎると見切られる可能性が高くなる。バスが後ろから着いてくるが巻きスピードを緩めると一気に逃げるというのは多くのアングラーが経験していることだろう。
もし見えバスが追いかけてきた場合、巻きスピードを早めてやるといい。リールのギア比にもよるが通常の1回転より1.5倍速の巻きスピードに変えてみる。これはその日のバスのコンディションによるため何とも言えないが、大体1.5倍程度ならバスは余裕で追いついてくる。フィッシュイーターとしての本能が騒ぐのだろう。また上記のミノーによる釣りの場合、見えバスが追いかけてくるのを発見したならロッドを立て気味に構え巻くスピードを上げて水面近くにプラグを近づかせるとバスのスイッチが入り食いつきがよくなることがあるので覚えておけば使えるテクニックだ。一度試して欲しい。

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