・アルファスsvにシャロースプール登場
Tウイングシステムを導入したアルファスsvtwが登場したということで早速購入したものの、ラインキャパが非常に微妙であった。旧アルファスの場合、ロッドがMLの場合についてはライン設定が8lbであったこともあり、5gから12gという絶妙な野池仕様であったことが強みであった。野池アングラーとしては、8lbという頻度が高いラインによるタックルセッティングであったことからも現状のアルファス SV TW 800については、微妙に使いづらかった。使えないこともないのだが、ジャークベイトの浮力などが微妙に違ったり、キャスティングの設定が旧アルファスよりシビアだったり、微妙な違いに苦戦した。そのアングラーの希望に添えるべく、ダイワが出してきたアルファス SV TW 800S(シャロースプール)。旧アルファスsvの巻き寄りのバーサタイルスタイルが非常にスタイルとして合っていたので、今度のアルファスsvtwも巻き中心のタックルとして使えるのかどうかを試してみたく購入することに。
・使ってみた感想
アルファス新型 TWS&SVスプール搭載機ということで想定したのは、旧アルファス同様5g前後の軽量リグから14gまでのバーサタイルスタイル。ダイワのコンセプトとしてHYPERDRIVEデザインによる初期性能が永く続くことを目指した設計思想の次世代ベイトリールとされているが、個人的にはスプールφ32mmSVスプールが最も欲しかったスプール径であった。アルファス SV TW 800S(シャロースプール)は、旧アルファス同様スプールφ32mmSVスプールを搭載することで10g前後のミノー、クランクベイト 、スモラバ、5インチセンコーなどに対応してくれるかどうかが一つのキーポイントだった。野池で想定されるカバー打ちでスモラバをカバーに入れたり、8cm前後のジャークベイトでジャーク&ジャークによるリアクションバイトさせたり、小型スピナーベイトによりエリアを探ったり、広範囲に渡って釣り方をカバーしてくれるのでこれ一本で野池の釣りは完結できるか否か。そこだけが気になっていた。
タックルセッティングが
・ライン:フロロ8lb(80m巻き)
・ロッド:MLグラスコンポジット
と旧アルファスと同様のセッティングを行なった場合、10g前後のミノー・シャッド、10gまでのシャロークランク、1/4ozのスピナーベイト、TN50などのバイブレーションなど野池で活躍するようなセッティングは全て使用可能であった。野池アングラーの自分としては、個人的には非の打ち所がないリールのひとつだと思う。MLロッド、Mロッド、ベイトフィネスロッド辺りをチョイスしておけば、個人的にはある程度の釣り方はカバーできるようなベイトリールだと思う。
フロロ8lb +MLロッド・ベイトフィネスロッドの場合①ソフトベイト系
・ヘビダン(シンカー5gによる4インチ前後がベスト)
・スモラバ(トレーラー合わせて5g前後)
・ノーシンカー(センコーならば4〜5インチ)
②ハード系(10g前後?)
・クランクベイト (ブリッツ、タイニーブリッツ、ピーナッツ2)
・ジャークベイト (ワンテンjr、アシュラ、ビーフリーズ65)
・バイブレーション(TN50、TN50トリゴンはギリギリ?)
が設定として使えるリールとなっている。野池使用ならば十分であると思う。ロッドがMLの場合については5gから12gまでが守備範囲である。ベイトリールの中で最も野池に適合するリールであり、ルアーの守備範囲が一番マッチする。旧アルファス同様、バーサタイルの完成形なのではないかと感じている。陸っぱりからボートまで5〜12g前後までをカバーするスタイルであることからフィールドを選ばない点も特徴として挙げられる。キャステビリティについてはブレーキ設定6〜8で30m前後ならば割とピンポイントに落とすことができる感じ。5gの場合には飛距離がもうちょい落ちて、頑張ってmax15mといった感じ。
バックラッシュはほぼしない。購入してからこの2年間でバックラッシュは設定さえちゃんとすればほぼしなかった。設定については説明書に書いてある通り、スプール・左右のガタが無いところをゼロとして、「ゼロ」より2mmほど緩めるだけが初心者についてはベスト。これで当分は試してみる。中級者以上は弱冠左右にガタつくくらいが程良い設定のように思う。これでパーミングをちゃんと行いさえすればバックラッシュはほぼしないので、設定次第では旧アルファス同様化けるリールである。
・ギア比について
①巻物中心のアングラー:アルファス SV TW800S-H(7.1)
②打ち物中心のアングラー:アルファス SV TW800S-XH(8.5)
が基本のように思う。ギア比に関しては、アングラーがそれぞれ好きな比率が存在するので自分に合ったギア比をチョイスすべき。昨今のハイギア志向については巻物が多いアングラーでクラシックタイプのバサーにはやりづらいのでギア比7.1にてゆっくり巻くのをオススメします。
ダイワ(Daiwa) アルファス SV TW 800S-XH /ベイトリール バスリール 右巻き シャロースプール 【釣具 釣り具】 価格:25,410円 |
ダイワ アルファス SV TW 800S-XH 右ハンドル 22年追加モデル ベイトリール 価格:24,871円 |
ダイワ(Daiwa) アルファス SV TW 800S-H /ベイトリール バスリール 右巻き シャロースプール 【釣具 釣り具】 価格:25,410円 |
0 件のコメント :
コメントを投稿